自然に成長する教会
2009.12.03 02:30
この本を読んでも、あまり内容に引き込まれることはできなかった。
多くのデータを分析し、莫大な時間と情熱をかけた立派な研究だとは思ったし、
著者が抱く「何とかして教会は健全な姿に変わるべきだ」という熱い気持ちには賛同するが、私にとってはマニュアル化された資料やグラフになんら魅力や説得力が感じられなかったからだ。
けれど、かいつまんで心に響いた点を述べてみたい。
自然に成長する教会。とても魅力ある響きだ。
私もそんな教会に仕えたいと思うし、精霊様の力に溢れ、健全な魂が集うイメージがあるからだ。
けれど、どんな教会がそう呼ばれるのにふさわしいか考えてみた時に、あまりに漠然としたことしか思いつかなかった。
礼拝をささげる人数が多く、また増えていくことをそう呼ぶのか、
ひとりひとりが霊的に豊かになっていくことをそう呼ぶのか、
教会の器がどんどん大きくなっていくことをそう呼ぶのか。
どれも間違いではないはずだ。けれど、決定的なものではない。
私たちが教会を成長させたりつくりだすことはできない。それでも熱心に種をまいて、愛をもって水をやることはできる。しかし、肥料のやり方を誤ったり、バランスを考えなかったり過剰にやったりすれば、かえって成長が妨げられ、簡単に枯れてしまうだろう。
また、短期的には有益な方法でも、長期的に見れば致命傷になってしまうこともある。
その時々に最善と思われる努力をしても、初めに思い描き意図していた計画とはまったく違ってしまうこともあるだろう。どんなに良い計画を立て努力しても神様ご自身が願っておられることでない限りは虚しい結末が待っている。
万能な神様が、教会を成長させるのは容易いことだ。
ところが、神様のみこころに従って、教会成長のために我ら人間ができることは何かを
考えれば、私たちの考えや行動の中心に祈りや交わり、献身などがなくてはならないだろう。そして、情熱と感動。また時には具体的な質的目標を定めることも必要だ。
そして、その目標を達成するために、治癒修養会やセミナー、さまざまな養育システムなどで個々の障害や堅固な要塞、苦い根、古傷など弱点を克服していかなくてはならないと思う。
結局のところ、「精霊様の導きで」「常に祈り」「弟子訓練で再生産できるリーダーを立てて」「聖徒それぞれが自分に授けられた賜物を知り」「それに基づいた献身をして」「愛を持った交わりの中でお互いにいたわり合い関係を築き」「相手の必要に合わせた伝道と仕えをして」「生命力溢れる礼拝を捧げる」ということだろう。
それぞれ見てみると、金モクサニムが普段から焦点を合わせて熱心にされていることばかりで嬉しくなった。
東京韓人長老教会はまさに成長過程にあるのだろう。
私の仕える教会が「自然に成長する教会」であることを喜ばしく誇らしく思っている。
そしてこれからまだ無限な成長の可能性を信じて進みたい。
多くのデータを分析し、莫大な時間と情熱をかけた立派な研究だとは思ったし、
著者が抱く「何とかして教会は健全な姿に変わるべきだ」という熱い気持ちには賛同するが、私にとってはマニュアル化された資料やグラフになんら魅力や説得力が感じられなかったからだ。
けれど、かいつまんで心に響いた点を述べてみたい。
自然に成長する教会。とても魅力ある響きだ。
私もそんな教会に仕えたいと思うし、精霊様の力に溢れ、健全な魂が集うイメージがあるからだ。
けれど、どんな教会がそう呼ばれるのにふさわしいか考えてみた時に、あまりに漠然としたことしか思いつかなかった。
礼拝をささげる人数が多く、また増えていくことをそう呼ぶのか、
ひとりひとりが霊的に豊かになっていくことをそう呼ぶのか、
教会の器がどんどん大きくなっていくことをそう呼ぶのか。
どれも間違いではないはずだ。けれど、決定的なものではない。
私たちが教会を成長させたりつくりだすことはできない。それでも熱心に種をまいて、愛をもって水をやることはできる。しかし、肥料のやり方を誤ったり、バランスを考えなかったり過剰にやったりすれば、かえって成長が妨げられ、簡単に枯れてしまうだろう。
また、短期的には有益な方法でも、長期的に見れば致命傷になってしまうこともある。
その時々に最善と思われる努力をしても、初めに思い描き意図していた計画とはまったく違ってしまうこともあるだろう。どんなに良い計画を立て努力しても神様ご自身が願っておられることでない限りは虚しい結末が待っている。
万能な神様が、教会を成長させるのは容易いことだ。
ところが、神様のみこころに従って、教会成長のために我ら人間ができることは何かを
考えれば、私たちの考えや行動の中心に祈りや交わり、献身などがなくてはならないだろう。そして、情熱と感動。また時には具体的な質的目標を定めることも必要だ。
そして、その目標を達成するために、治癒修養会やセミナー、さまざまな養育システムなどで個々の障害や堅固な要塞、苦い根、古傷など弱点を克服していかなくてはならないと思う。
結局のところ、「精霊様の導きで」「常に祈り」「弟子訓練で再生産できるリーダーを立てて」「聖徒それぞれが自分に授けられた賜物を知り」「それに基づいた献身をして」「愛を持った交わりの中でお互いにいたわり合い関係を築き」「相手の必要に合わせた伝道と仕えをして」「生命力溢れる礼拝を捧げる」ということだろう。
それぞれ見てみると、金モクサニムが普段から焦点を合わせて熱心にされていることばかりで嬉しくなった。
東京韓人長老教会はまさに成長過程にあるのだろう。
私の仕える教会が「自然に成長する教会」であることを喜ばしく誇らしく思っている。
そしてこれからまだ無限な成長の可能性を信じて進みたい。
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