ちょうど1年前の今頃、主人が解雇されるかも知れない事態になりました。
米軍基地を出るということは、日本にもおれなくなります。
私は、主人を責めました。どうして、こんな事態が起こるのかが、わかりませんでした。
祈り会や日曜の礼拝で、メッセージを聞いている中で、神様は語って下さいました。


『わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。』イザヤ55:8

逆に、その出来事を通して、妻であるのに、夫の味方になれない、夫の側に立てない、夫を責める事しか出来ない、自分の姿が見えてきました。
夫婦として、夫に寄り添い、わかってあげられるよう、その事が祈りの課題となりました。
そして、私達が希望していることではなく、神のみこころが成るようにと、祈りが変えられて行きました。

そして、はっきりと、その結果が出た時、知った時、とても心は平安でした。
その過程の中で、自分自身が変えられていました。
目に見えるところ、自分の考えと思いで、物事を見ると、全くつじつまが合いません。
自分達は何も知らないと、知りました。神様だけが、知っておられると、知りました。
1年間の猶予を与えて下さって、神様をもっと知る機会を与えられたとわかります。感謝でした。

自分の力では、何一つ正しい事が出来ないと知りました。
両親に対して、私は、今まで不平不満を言う事しか出来ませんでした。
ああしてくれなかった、こうしてくれなかった、だから、今の私はこうなのだと。あの時、もっとああしてくれていたら、こうしてくれていたらと。

それが、この1年を通して、両親が私に最善を尽くしてくれていた事、愛していてくれた事を知ることが出来ました。初めて、目が開かれました。

神様を知る前まで、完全に、人をシャットアウトしていた者でした。心を閉ざしていました。
それが、今、多くの、いろいろな人を通して、励ましと祝福を受けてきたのがわかります。今、心から感謝できます。

今、私の出来る事は、神様をたたえて、感謝することだけです。